過去のDiary 陸王 RT-U (グンゼ産業 HIGH-TECH MODEL 1/12)

 FXE1200 SUPER GLIDE
 
      (2007/9/30完成)

 FLH Classic
 
     (2008/1/4完成)

 FLH 
 
     (2008/4/29完成)

 883
 
     (2008/11/22完成)

 DEATH PSYCHO
 
     (2008/11/26完成)

 XR1000
  
      (2009/11/29完成)


 WLA45
 
     (2011/6/28完成)
2008/11/26
 ようやく新しいキットにとりかかれます。
 今回は、ハーレーではないですが・・・日本製ハーレーということで・・・。
 

 グンゼ産業のHIGH-TECH MODELは、メタルパーツを使用したプラモで、バイクは初トライです。
 ※10年以上作りかけになっているHIGH-TECH MODELのフェラーリー250GTOが眠ったままで、あまり道具も知識もないまま取り組んで、エッチングパーツなどが接着剤でグチャグチャになっていったような記憶が・・・・

 陸王を作成にあたって実車でも見てみようと思い、10月の休日に石川県小松市の自動車博物館に行ってきました。
 自動車はたくさん展示してあり、二輪車はちょっとだけ展示してあります。古い車が日本車、外車問わず展示してあり結構楽しい場所です。
 ただ、本当に運が悪く、行った日は陸王だけ「トヨタ博物館」へ出展中とのことで不在。金返せ〜!と思いながら帰ってきました。
 

 ただ、ネットでは、参考になるHPがいくつかあったので、そちらを参照しながら進めます。

 陸王も年式による差があり、陸王750R、RO、RQ、RT、RT-Uと改良されながら進化してきたようですが、残念ながら1960年には倒産してしまいます。キットはRT-Uですので、陸王の最終モデルということで、参考にする写真なども確認しながら集めていきます。。
 
 さて、キットの中身は、エンジン周りはメタルパーツ。その他はプラスチックといった感じです。
 メタルパーツの組みたてには、0.5mm〜3.0mmの接続するための穴をピンバイスで開けて接続していく必要があり、結構手間がかかりそうです。また、メタルパーツはワイヤーブラシなどで磨くのでさらに手間がかかります。
 
 

 いろいろな写真を集めてキットと比べてみますが、とりあえず手を入れる必要があるのは、ノッペリとしたシート。
 実車は、いろいろなシートがついているみたいですが、もう少し存在感のあるシートがいいですね。
 あとは、エンジン。せっかくメタルパーツなので生かしたいし、作るのは手間がかかりますが、フィンの部分をもう少し手をいれればいいものになると思います。

 ということで、本日はメタルパーツを磨いたり、穴を開けたりしただけでした。

2008/11/29-30

 陸王の写真などを見ながら勉強中ですが、とりあえず、グンゼ産業のHIGH-TECH MODELで作ってみたかったのがスポーク張り。
 どのようなやり方になっているのか興味がありました。

 
 キットは、リムとハブにそれぞれスポークを組むための溝が掘ってあり、エッチングパーツの冶具を使用しハブを中心に合わせて、スポークを組んでいきます。キットには、0.3mmの洋白線?が附属されていますので、25mmにカットして使用します。

 キットは溝が掘ってあるので、ピンバイスで穴を開けなくてよいのでその辺は楽。
 ただ、ホイールの合わせ目は消せないし、ニップルは付いていないので、いつものようにホイールを接着して合わせ目をけしてからスポークを組むという感じで進めました。結局いつもと変わらない・・
 
 


 今回は、ニップルに0.5mm真鍮菅を使用してみました。金属なので、いつものシリコンチューブに塗装よりは、雰囲気はいいような気がしますが、真鍮菅をカットする際にどうしても切り口の部分の穴が若干ふさがる感じになるので、ピンバイスで綺麗にしながらはめました。
とりあえず、ようやく1つ目だけ完成。

 ◆気になる部分
 今回は、実車に極力近づけるようにと思いながらいますので、いろいろ見比べています。
 
 ・フェンダー
 キットのフロントフェンダー(写真右下)は、本来のRT-Uより細いし、後ろが跳ねているイメージです。この形は、RQのフェンダーの形状と思われますので、ちょっと修正予定です。また、キットのリアフェンダーは後ろが長めになっているようなので、ここも加工要です。
     

 ・チェーンカバー
 キットは、フレームと一体になっています。ネット上でみるRT-Uは、あったり、なかったり、車体色と違ったりとなっていました。
 個人的には、チェーンが見えるように上部分のみにしたいと思っていましたが・・・
 キットは、チェーンカバーで見えなくなる?ので(反対側からは丸見えだが)チェーンは附属していません!チェーンは欲しいですグンゼ産業さん。。。イマイのキットから拝借します。
  
 
2008/12/6
 気になっていたチェーンカバーの部分についてどのように修正しようか迷いましたが、プラ棒でリアのフレームを作ると、2mmのプラ棒では強度がないため多分無理。また、キットをフレームとカバーと分離させると、なんとかなるような気もしますが、ちょっと今回は真鍮でフレーム作成をしてみたくて初トライしてみました。

 フレーム作成は、キットや、実車の写真にあわせつつ作成を進めます。
 まずは真鍮パイプ・棒を必要な長さにカット。真鍮パイプ・棒はフレームの前の方は、3.0mm、後の方は2.0mmを使用しました。
あとはハンダ付けするだけですが、ここからのパイプの角度あわせがちょっと手間です。
 平面になる部分は、1/12に印刷した実車のコピーの上にパイプを合わせ、マスキングテープでパイプを固定してハンダ付けを行いました。このような平面の部分であれば、ハンダ付けも特に問題なく進みます。
 立体になる部分は、垂直になっているかとか、左右のぶれが無いか等いろいろ確認しながら固定できる部分を固定しハンダ付けします。

 今日はまだ、フレームに接続するパーツのための接続部を作成していませんが、そこはまた後日作成していきたいと思います。
 下記写真はまだ完成版ではありませんが、実車にあわせてもう少し加工します。 
 

2008/12/7
 フェンダー
 キットのものが細い(RQ用?)ため、今回は自作してみます。プラ版で原型をつくり、バキュームプレスします。

 まずは原型。実車の写真から寸法を取り、プラ版分の厚みを考慮し若干小さく作ってます。内側は関係ないので、外側だけ綺麗な形になるようにします。また、表面もそれほど気にしなくても複製には問題ありません。
 
 

 原型ができたら今度は、バキュームプレスです。
 バキュームフォームは、買ってきても、自作してもいいですが、私は自作派なので自作バキュームフォーマーです。
 100円ショップの容器に穴をあけ、アルミ板の穴あき板を乗せてテープでとめた簡易版です。掃除機もテープでとめるだけです。
 ※ちなみに、買ったら2000円くらいします。
 
 
 複製用には、1.0mmのプラバンを使用しました。電熱ヒーターで暖めてグニャグニャになったところでバキュームします。
 もう少し途中経過の写真等を撮りたかったのですが、ある程度までいってしまいました。
 そのうちせっかく準備したHOW TOのページにやり方等は載せたいと思います。
 
 もう少し整形等して完成します。

 
 フェンダーのガード?も作ってみました。

2008/12/13-14

 フレーム作りの続き
 キットのフレームや、実車写真を見つつフレーム作成を進めます。
 後でフレームに接続するパーツの組み立て具合なども、できるだけ考慮したつもりですが、どこかの段階までこないと気が付かないものも
 あるだろうな?と若干不安も残りますが、ほぼフレームへのハンダ付けも終わりました。
 細かいパーツが接近する部分は、ハンダ付けの順序や、パーツの固定方法などを工夫し進めないと、せっかく固定されていたものが外れたりして結構大変です。
 

 とりあえず、メタルプライマー→サフ→黒色塗装まで完了です。
 

 タイヤとフレームをあわせてみました。
 いまのところ、同じサイズに印刷した実車写真にかさねてもいい感じになっています。
 

リアフェンダー
 リアフェンダーは、実車とキットを比べると、後ろが長くたれている感じとなっていますので、長さを調整します。
 テールランプの下あたりが、カットしやすそうな部分なので、ここを5-6mm程度カットします。この部分なら接着してもあまり幅や曲面に変化はありませんでした。接着後はカット下部分がわからないようにパテ&ペーパーがけしました。
 

チェーン
 このキットには、チェーンが附属していないので、イマイの1/12から流用します。
 陸王のスプロケットは、ドラムブレーキと一体型?みたいな感じなので、プラ版を丸くカットし、ドラムブレーキ部分を作成中です。
 また、エンジン側は、ネットの写真を見ていてもイマイチよく見えなかったりしますが、メタルパーツに隠れてしまうというか、一部になってしまうようなので後で調整しながらカットして使用します。
 

2008/12/20-21
 いろいろ手をつけて進捗が悪いですが、今週は塗装です。
 実車は何種類のカラーが発売されていたのかわかりませんが、メタリックブルーに塗装されている写真が多かったので、
メタリックブルーの塗装にしてみました。

 メタリックブルーに塗装するには、そのまま塗料を購入して塗装してもいいのですが、今回はシルバーとクリアーブルーを使用して塗装してみました。
 ※今回、エアブラシ・コンプレッサーを買いなおしてみました。(幸運にも、楽天で50%OFFの店がありました。)タミヤはあまりにも音がうるさかったのがネックでした。 これで、夜間に塗装しても大丈夫そうです。ちょっと完成が早くなるかも?
 

 まず、キラキラさせるためのシルバー層の塗装。その後、一旦クリアーを吹いて塗装面を綺麗にしています。
 その後、クリアブルーを全体の色具合を見つつ塗装していきます。薄くするとムラになるような感じですし、厚く塗ると濃いブルーになってしまうので、ムラにならないようにゆっくりと・・・適度な厚さになるように・・と他のパーツの色具合を確認しつつ塗装します。
最後に、再度クリアーを吹いて完了です。

塗装自体は、そんなにも難しくないですが、クリアーブルーで失敗してもいいように、
 シルバー・・・ラッカー系塗料。
 クリアブルー・・・アクリル系塗料。
で塗装しました。
最後のクリアーは、通常はアクリル系の上にラッカー系は×ですが、薄く、ゆっくりと塗装すれば問題なくいけるので、ラッカー系を使用してます。

 
 
 塗装後、色の感じを実車写真等でみると、まあまあのような感じですが、パッケージに載っている完成品の色は、もう少し水色っぽい感じなので、パッケージどおりの色にするのは、シルバーに塗った部分がもっと白っぽくする必要があるのかもしれません。

 今週は、4連休にしてみたので、あと2日がんばってみます。

2008/12/27-31
 年末年始9連休を有効に使いたいと思いながらも、模型以外にすることも多く結局あまり進捗がよくありません。
 とりあえず、エンジンを作らなくては全体的なバランスやフレームもいいのか判らない状態ですので、エンジン作りにとりかかります。

 キットのエンジンはホワイトメタルで出来ていて、そのままでもいいような気もしていますが、休暇も長いのでアルミ版で作成してみます。
 シリンダーのフィンは、0.3mm、芯の部分は0.5mmのアルミ板で積層していけば調度いい高さになりそうです。

 寸法は、基本的には写真やキットを見たり、計ったりしてアルミ板を切り出して行きます。だいたいちょっと大きめにカットして、ヤスリで削りながら調整するといった要領で作るとなんとかエンジンらしくなっていきます。
 ※キットの形や、寸法は合っていない場合もありますので、写真と見比べながら”それらしく”なるようにつくります。
 

 2mmのボルトで固定し、何度も仮組みしながら削ったりして進めていますが、芯の部分の断面は、接着してしまうと調整しにくくなるので、芯の部分だけ重ねて幅や形の調整・断面のヤスリがけをしておくといいと思います。
 排気口は、5mmのアルミパイプで作ってみたり(太すぎて失敗)、芯の部分のアルミのカットを調整したりしましたが、結局4.0mmのプラパイプで作成しました。
 

 ※完成版のシリンダーの隣には、カットに失敗したアルミ板が山になり、結構ムダになってしまいました。
  正確に図面を書いたり、慎重にカットしたりしたほうが良いようですね・・・。
 

2009/1/1-4
 結局正月にエンジンまで完成できなかったです。正月は結構忙しいです。
 前回がシリンンダーで、今回はシリンダーヘッドの自作です。キットのものは、ちょっと高さが足りないのと、フィンが少ないです。
 今回は、プラ版で作成してみましたがフィンの枚数は実車ほど並べませんでした(残念)。でも高さが出たことで、立体感がでていい感じです。逆にまだちょっと高すぎのような気がしますので、エンジン全体を仮組しつつ最終的に高さ調整したいと思います。
 

2009/1/10-12
 エンジン作成の続きです。
 写真を撮り忘れのところもありますが、キットのエンジン部品は、シリンダーのフィンまでの部分が若干細いので、真鍮版0.1mmをクルクル巻いて太くしたりとちょっとだけ手を加えておきました。その後、シリンダー・ヘッドカバー部を塗装し組んでいきます。
 キャブレターもキットは省略されていますので、そのうち作成します。また、プラグコードの先も接続パーツ等が設計図では記載されていないので、コイルを作ってみました。RT-Uはガスタンクのフレーム下にコイルがあるので、その辺に接着予定です。
 

 エンジンをフレームに載せるために、ヘッドカバーの高さをj若干調整するだけで問題無いだろうと安易な考えでいましたが、やはり問題は発生するものです。
 リアブレーキや、ステップを接続していくためのパーツをエンジンとフレームの間を通していくのでが、自作したフレームとエンジンの間にはこのパーツ(下記写真)が通れるほどの間隔は在りませんでした。フレームの寸法が悪かったのかを確認するためにキットのフレームにもエンジンを載せてみましたが、キットでもやっぱりフレームに干渉するようです。
 
 今のままではまったく通らないので、フレームを削るか迷いましたが、フレームとエンジンの接続部をすこし削ったりして調整し、エンジンを載せてみました。なんとかなるくらいの間隔は確保できたので、もう少し他に問題が出ないか確認しつつ進めたいと思います。
 

 オイルタンク
 キットのオイルタンクは、四角い形をしています。実物は見たことが無いので、左右の形状とか詳しくわかりませんが、写真を見る限りでは、下部がチェーンカバーと平行になるくらい後方がシェイプされているイメージを受けます。なので、右側面側のみ前方を延ばし、後方をカットしてみました。
 

チェーンカバーは、キットではフレームと一体型となっていました。フレームを自作したので、チェーンカバーも自作となります。
チェーンカバーは、0.1mmの真鍮版を曲げたり、ハンダ付けしたり加工し、上方部のみ作りました。下部は、せっかくなのでチェーンを見せるタイプにします。
 

2009/1/17-18
 基本的には、エンジン作成の続きです。
 今回は、上手くいかなかったので更新しようか悩みましたが、失敗も含めて記載するつもりで書いていた制作日記なので、ちょっと更新します。

 今回制作していたのは、エンジンの右側部分。キットはホワイトメタルパーツでそれなりなんですが、写真を見ているともう少し手を加えれれば・・・と思っていました。で、せっかくなのでホワイトメタルで作ってみようかと思い、年末あたりから材料の購入を進めていて、ようやく実際の加工となったわけです。私のメタル複製のデビュー作です。
 複製する原型は、プラ版などから作成。この辺はいつもどおり写真を見たりキットを見たりしつつ作成です。
 ここから、シリコンで型をとって、ホワイトメタルで複製して使用する予定でしたが、完成物は、フィンの部分に上手くホワイトメタルが流れず、ボヤットしたものが出来てしまい、このまま使用しては、ディティールダウンとなってしまうので、最終的にキットのものを使用しました。
今度やるときは、もう少し単純な形のパーツで再度リベンジしたいと思います。
※今回のものも、メタルを流す際に、シリコン型を暖めていなかったので、十分流れる前に硬化したのだと思いますので、次回は暖めたり、上からちょっと圧力をかけたりしてみたいと思ってます。
※詳しくはHOW TOのページに記載します。
 

2009/1/31-2/1
 エンジンなどをフレームに載せてみました。
 今回は、フレームを自作したり、エンジンに手を加えたりしているので、慎重に仮組み等しながら進めます。
 先週も、HPの更新は出来ませんでしたが、ずーっと仮組みや調整をしてました。

 エンジンを載せる部分は、キットでもフレームと接続する部分が決まっているので、それなりに決まってきます。この辺は、1月10日あたりの仮組みの状況と変わりませんが、エンジンの後ろ部分にあるブレーキロッドやステップを接続するパーツや、オイルライン、リアマフラーの位置関係を確認しながら進めないと干渉しあって上手くいきません。多分キットをそのまま作成したとしても同じような悩みにぶつかると思います。
 ※下の写真のように一部をちょっと短くしたりとかしてます。
 

 オイルラインは、真鍮線1.0mmを使用しながらマフラーと干渉しないようにクネクネと曲げながら実際にあわせていきます。
 形は決まっていないので、だいたいこの辺を・・・というのが基本です。
 
 
 エンジンのマフラー取り付け部分も自作してしまったので、キットのマフラーもそのままでは合わなくなってしまいました。
 今回は、金属部品を多数使用してますので、調子にのって、マフラーも3.0mm真鍮パイプから自作です。おまけでエンジンガードも作ってみました。
 曲げるパーツに関しては、プラ棒を曲げるよりも真鍮やアルミなどの金属で加工したほうが微調整ができて楽のような気がします。
 また、ペンチなどでつけてしまったキズもハンダを流して削っていけば、パテが硬化するよりも断然早く固まるのでサッサと次の加工に進めます。そんなことから金属加工もちょっと好きになってきました。
 

2009/2/7-2/8
 エンジン周りのこまごまとしたパーツを作成・接着しました。
 ようやくエンジン周りのパーツがついたような気がします。 ・・キャブとかはまだですが・・
  
  

 次に、リアフェンダーを付けてみようかと思いましたが、リアブレーキロッドと、フェンダーを固定する部品が干渉しますので、またパーツ作成からとなります。
 写真では、かなり判りにくいですが、フェンダー上部を固定する部分をカクカクと曲げた形としています。実車写真もそんな感じ。
作成部品の塗装もしてないので、リアフェンダーはまた来週です。
後ろにつく小物入れ?も周りや裏にプラバンを張って小物入れらしくしてみました。
    
 
 結構パーツは付けたつもりになってましたが、先週とあまり変わり映えしませんね。
 

2009/2/11
 エンジン周りに取り付けるパーツは一段落したので、リアフェンダー周りを作成していきます。

 今日は祝日でしたが、仕事も忙しい時期になってきたので、日中は仕事。なのでちょっとだけ更新です。

 フェンダーの先には、エッチングパーツを取り付けるようになっていて、指で曲面にして取り付けます。また、もう1つのパーツを取り付けてエンブレムの部分を作成しています。
 
 実際には、シマ模様のようなエンブレムではないので、アルミ板から加工してみます。

 フェンダーの先に付く陸王のエンブレムの形は、弓矢の羽の部分のような、フクロウの顔のような形をしてます。
 実車の写真でみても錆びてたりしてモヤーットした形になってますが、だいたいは下の写真のようなイメージです。
 アルミ板0.2mmをカットしたり削ったりして作成してます。もうちょっと削ったら完成です。
  

2009/2/14-15
 リアフェンダー周りの続きです。
 エンブレムの部分は、アルミ版のため、瞬接でくっつけていましたが、削っているうちに剥がれたりしました。
 丸い部分は大きかったこともあり、0.8mmのアルミ棒に置き換え、2枚のアルミ板を貫通させることで、接着の強度をあげてみました。

 以前、フロントのフェンダーガードを真鍮棒から作ってみたので、リアも作成。
 テールランプ、エッチングのモールはキットのものをそのまま使用し接着です。
 
 そういえば、陸王のキットにはウィンカーが入ってないようなので、後で作って見ます。
 

2009/2/28-3/1
 早くも3月になってしまいました。
 仕事も忙しい時期ですが、完成に向けてがんばりたいと思います。

 あまり写真も撮らずに作業を進めてしまいましたが、前回作成したリアフェンダーの取り付けを行い、マフラーを初めとしたリア周りのパーツを取り付けていきます。
 

 また、フロントもフェンダーをフロントフォークに取り付けしました。
 
 キットには無いので、キャブもそれらしく作成。

 
 
 現状はこんな感じです。
  

2009/3/7-8
 もうそろそろ仕上げたいと思いながら、週末は作成に励んでみました。

 タンク
 エンブレム&メータはエッチングパーツで出来てます。
 塗りわけは、塗料で全体をかぶせ、乾燥後デザインナイフの裏とかで凸部についた塗料を削ってやれば綺麗に出来ます。
 
 タンクは設計図どおり作成なので、スムーズに完成です。
 タンクの合わせ目も実車が分割のタンクなのでそのままでいいでしょう。
 
 
 さて、いつものように最後に残ってしまったシート作成。キットはあまりにもペタンとした感じで使用できませんので1から作成です。
 ベースは、真鍮版0.5mmを使用しました。
 写真を参考にしつつカットし、ペンチや手曲げで曲面を作成していきます。
 ベースができたらその上にポリパテを盛ってシートの厚みを出し、乾燥後削って整形します。
 

 シートも大きくしただけでは寂しいので、シート周りのガードを真鍮棒を組み合わせて作成します。
 これも写真を見つつ、真鍮棒を曲げてハンダ付けして固定します。
 
 フレームにシートを載せるパーツはホワイトメタルで出来ていますが、ついでに真鍮版から作成してみました。
 シートの質感は悩みの部分で、塗装でなんとかならないかな〜?と思いながらいますがとりあえず黒色に塗装してみました。
 

 後ろの写真は、今回参考にしていたものです。
 シートも付けたのでほぼ完成ですが、ウィンカーを付けたいのと、マフラーをもう少し上に修正して完成としたいと思います。
 なので、来週完成予定! です。
 


2009/3/13
 今日は代休のため仕事は休み。
 ウィンカーを作成して完成させましょう。
 ウィンカーは、プラパイプを加工して作成。フロントのステーは0.1mmの真鍮版をカットや曲げ、ハンダ付けなどして作成です。
 
 マフラー位置修正も終わり無事完成です。
 
 それにしても今回は、ホワイトメタルやら、真鍮やらハンダ付け、バキュームフォームと、いろいろ試してみたので時間がかかりました。
 RT−Uらしくするためにはいろいろ修正が必要でしたが、いい感じになったと自己満足してます。
 
 オークション安く出てたので、ついついまたRT-Uを買ってしまいました。いつかまた作成してみたいと思います。
 それにしても、メッキシルバーの販売中止は悲しいニュースでした。いろいろな部分に使用してました。また原料入手により再販されることを祈ってます。